元プロ野球選手(私)から見た「プロ野球」について

プロ野球について
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こんばんは。

今日のテーマは

元プロ野球選手(私)から見た『プロ野球』

先日、ある野球関係者(アマチュア)の方とお会いして話をする機会がありました。

 

その時は、もちろん私が昔プロ野球選手だったと言う事を承知の上で話をしています。

 

また、プロ野球では鳴かず飛ばずで戦力外となり、その後、一般社会で仕事をしてきている事も何となく承知してくれていました。

 

いろんなお話をしている中で、唐突にこんな質問を投げかけられました・・・

「なんでプロ野球の世界で長く活躍できなかったと思ってる?」

と。

 

私もプロ野球界から身を引いて長い年月が経過しています。

 

その間に、同じような会話になった事もありますし、自分自身もその事について考えさせられることもありました。

 

で、私の中でこの問題に対する結論はと言うと、

 

今になっても自分でも分からないままなんです」

 

ただ言える事は、プロに入団して1年目2年目には最速145km/hくらいの球速を投げていたのが、4年目や5年目くらいになると、一生懸命にストレートを投げてスピードガン表示を見ても129km/hや131km/hとかしか出ていないんです。

 

結果で言えばこういう事が原因だとは思うんですが、じゃあ、なぜそんなに球速が落ちたのか?と言う事は正直分からないまま今に至るんです。

 

特別大きな故障をして投げられない時期が長かったとかっていうこともありませんでした。

 

強いて表現をするならば「ピッチングフォームのバランスを崩したのかな?」と言うくらいですね。

 

すると先ほど紹介した野球関係者の方はこんな事を言っていましたね。

「少し活躍をすると練習を怠ったり勘違いをしてしまう」

確かに!!

 

少なくとも私自身は身に覚えのある事でした。

 

入団して1年目、ルーキーのシーズンは開幕こそ二軍でのスタートでしたが、5月には一軍に上がり、6月半ばに初先発初勝利を挙げてからは、シーズン終了までの4~5か月間ほど先発ローテーションで投げ続けました。

 

右も左も分からないまま無我夢中で終えたシーズン。

 

成績も、まあそこそこだったのですが、シーズン終了後のオフシーズンは終わってから思い返すと、まあ勘違いしてしまっていたなと反省だらけです。

 

野球関係者の方が言っていたセリフ「勘違い」がそっくりそのまま当てはまるようでした。

 

成績もそこそこだったので、1年目からすると年俸アップでの契約更改でした。

 

今思い出すと顔から火が出るほど恥ずかしい事なのですが、その当時は、このまま右肩上がりで年俸は上がっていくものだと。年俸が下がる事もあるんだってことを全く考えもしていなかった自分がいました。

 

しかし結果的に、数回しか経験できなかったオフシーズンの契約更改では、アップしたのはその1回きりで、その後は毎年少しづつダウンの連続でした。

 

「あの世界は、成功しないと意味がない世界」

よく「プロは厳しいんだろうね~」と言われます。

 

一瞬でもプロ野球の世界に身を置いた事があるから生の声としての答えを求められているんだと思います。

 

はい、その通り。厳しいです

 

の一言につきますね。

 

やっぱりあの世界はあの世界で活躍して、年俸もしっかり上がって、成功しないと意味がない世界なんですよ。

 

よく中学生や高校生、大学生でも「プロに行きたい」「プロ野球選手になりたい」って言っていますが、間違ってはいませんが、その言葉、表現そのままを本気で思っている選手は厳しいでしょうね。成功できないとまでは言い切りませんが、少なくとも苦労はすると思います。

 

口では「プロに行きたい」でも間違ってはいませんが、心の中では本気で「プロの世界で活躍したい」「プロで1億円稼げる選手になりたい」と思って頑張ってやらないといけないですね。

 

「プロ野球選手になる為にはどうしたらいいですか?」

という質問はよくされますし、多くの人達が思う事ですよね?

 

屁理屈かもしれませんが、その質問をされて私が正直に答えるとしたら・・・

 

「中途半端に行かない方がいい世界ですよ。成功できなかったら反対にその後が苦しいですから。それでも本気でプロを目指すなら、ドラフトで指名されることを目標にしてるようじゃダメです。ドラフトなんて1位か2位くらいでかかるのが当たり前で、その後、プロ野球界全体のスター選手になるくらいの事を現実に目指せるくらいの気持ちがないとダメですね」

 

と答えますね。

 

プロ野球の世界を目指すだけであれば誰にでも権利はありますね。

 

でも本気で目指すならそれくらい本気にならないとダメですよってお話でした。

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