元プロ野球選手から見る少年野球④

野球の練習について
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おはようございます。

 

先日、長男の少年野球チームがいつもより早い時間に終わりました(と言っても16時ですが・・・笑)。

 

そして、同じ小学2年生のチームメイトを一緒にウチに連れて帰る事になっていたのです。

 

そこで、最近はだいぶ日も長くなりだしたので、少し近所の公園に行って野球で遊びながら練習でもしようか、といって行きました。

 

そんな機会もあまりないと言う事で、更に近所のチームメイトにも声を掛けて公園に来ました。

野球の指導とは・・・?

まだまだ小学2年生なので、そんなに技術ばっかりの練習なんてできません。

 

とにかく「もっと楽しくボールやグラブを使って遊ぶ」事が大切だと思っています。

 

毎週毎週、朝早くから夕方暗くなるまでチームで練習したり試合をしたりして子供たちも野球に一生懸命なんです。

 

時には、監督やコーチに大きい声で注意をされたり怒られたり・・・。

 

少年野球に限った話ではありませんが、指導する立場と言うのは、どれだけ選手の目線立場に立って接してあげられるか?が一番重要な事だと思います。

 

大人が言う事って「そんなの分かってて当たり前」とか「なんで分からないの?」もっと言えば「さっき言ったやろ!」なんていう声がたくさん聞こえてきます・・・。

 

でも「知らない事」もたくさんあるし、だからこそ「理解させるように教える・伝える」ことが難しいし、特に子供なんて一回言ったらすぐにできる・覚えてる子なんて、そうそういませんよね。

 

その辺を理解して接してあげて欲しいと思います。

野球の技術は「1+1=2」なんです!

いきなりとんでもない見出しがついてますね!!笑

 

今、あなたは「???」状態ですよね!笑

 

まあ、これは極端な表現ではありますが、こんな風に考えたら良いのにな~と思っている事です。

 

私自身が野球を指導する時に、よく例えとして使っています。

 

「1+1=2だよね?1+1+1=3だよね?」と。

 

ピッチャーがボールを投げる、バッターがバットを振る、この動作を見ると「腕の振り方」とか「バットの振り方」ばかりに目がいってしまって、「もっとバットをこうやって使って」とか「もっと腕をこういう風に振って」とかって指導をしてしまいがちだと思います(現に少年野球チームの指導を見ていると・・・)

 

でも、この「バットの振り方」とか「腕の振り方」って、さっきの計算で言う「答えの2とか3」とかの部分なんです。

 

算数の計算で、式を変えていないのに答えの部分だけ「2でしょ?」とか「3なんだよ!」って言ったって算数を教えてる事にはならないですよね?

 

無理矢理、頭ごなしに答えを植え付けてるだけで。

 

「1+1+1+1+1=5」ですよね?

 

これをまだ足し算が分からない子供に教えるとしたら・・・

 

「Aくんがアメを1個持ってます。Bくんもアメを1個持ってます。・・・5人のアメをあわせると5個のアメがあるよね?」と言うように教えませんか?

 

これが、誰か1人、たとえばDくんがアメを2個持っていたら、答えはどう頑張っても5個にはならず6個になる訳です。

 

途中の式が間違っていたら、正しい答えは出てくる訳ないんです。

 

これは野球の技術でも同じように考えられるはずです。

 

たしかに人間のやる事なので、それぞれ、タイプが違ったり体型や力も違うので、まったく同じにはなりません。

 

でも、「強く」「正確に」バットを振ったり腕を振ったりするためには、ある程度バランス体の使い方に共通点があるものなんです。

 

その「共通点を見てあげる事」「正しく修正ができる事」これが指導力だと思います。

野球の経験値=見る力=指導力

話は戻りますが、公園で野球をして遊ばせていた時、最後に少しだけ、友達に素振りをさせて見ました。

 

1人は、空振りはしないんですがいつもピッチャーゴロが多く、なかなか打球を遠くに飛ばせません。いつもコーチや親御さんが「ピッチャーゴロの名手やな」と・・・泣。

 

その子のスイングを見ると、肩に担いだバットを、ボールが近づいてくるときにグリップが胸の前まで出てから振りに行く感じでした。

 

おそらく空振りしたくないから、よりボールの近くからバットを振りだそうとしている本能がそうさせているんだと思います。

 

それを2年生でも理解できるように伝えて「バットの振り出しを胸の前ではなく耳の横から振り出してごらん」と伝えました。

 

もう1人の子は、なかなかバットがボールに当たらず空振りが多いんです。

 

この子のスイングはとにかくバットが波打って下から上に振るんです。コーチはいつも「下から振らない!」と毎度のように注意しています。

 

バットが波打ってしまうのには、ちゃんと原因があるんですよね。

 

そこを的確に指摘して修正をしてあげないと、この子だって上から振ろうとしてるかもしれないのに、根本的な原因を潰してあげないとやりたくてもやれないんですよね。

 

この子の場合は、構えてからバットのヘッドがグリップよりも大きくピッチャー側に倒れてから振るんです。

 

その分、自分の手(グリップ)を動かしても、バットのヘッドは大きく遅れて動くんです。

 

バットの長さもあるから、グリップの軌道に対してヘッドの軌道がズレて波を打ってるんです。その上、子供で力もないのでグリップよりも重たいヘッドが下がる、それでバットが下から出てくるように見えるんですね。

 

これを考えて、バットを「構えてから振る」と言う動作の感覚を修正するために、バットを構えた時に垂直に立たせずに、肩の上に乗せるようなイメージで寝かせて構える事から始めるように伝えました。

 

こうすれば、自分の首から頭がある分、大きく投手側にヘッドが倒れる事は軽減できるはずで、グリップの位置さえ下がらなければ、グリップが通った軌道にヘッドが通る、波を打つ事も改善されるんじゃないかと思います。

野球の技術って、難しいようで簡単なようで難しい・・・笑

野球選手って、小学生もいれば、大学生や社会人、プロの選手たちもいます。

 

いろんなレベルの選手がいますが、どんなレベルの選手でも決まって言える事は、自分を客観的に見ることが難しいと言う事です。

 

今の時代こそ、簡単に動画に撮って自分で自分の姿を見る事が簡単にはなりましたが、客観的にみて的確な修正ポイントが分かって実践できるレベルと言うのは、本当にプロのトップレベルの人たちなんじゃないかと思います。

 

実際、私自身も、プロでもがいていた時は「強いボールを投げよう」「強く腕を振りたい」事ばかりに必死になっていました。

 

今の知識や視点を現役の頃に持てていれば、もう少し長く現役を続けることができたんじゃないか?と思う事もあります。

 

こればっかりは経験値とか、客観的に見る目、がものを言うと思います。

 

そういう意味ではやっぱりプロの世界を経験した者は強いと思います。

 

本当に、目の前でトップレベルの人たちと一緒に練習をして、毎日そんなレベルの人たちの野球を見れたと言うのは、何よりも貴重な経験だったと思います。

 

本で見たり、動画やテレビで見るのとは訳が違いますから。

 

私も、せっかくそういう経験をする事が出来た訳なので、決して自慢したり鼻にかけたりすることはせずに、野球少年たち、これから未来のある野球選手たちに少しでも助けになれるように考えたいと思います(もちろん我が子にも・・・汗)。

 

では、今日はこの辺で。

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